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めしのsaetaのレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
3.9
先日鑑賞した「浮雲」にあまり心を動かされなかったが、人情の機微や杉村春子をはじめ脇を固めるこの作品はとても良かった。
上原謙が新品のスペクテーターシューズを誇らしげに履いて来たのに、後にお隣含め靴を盗まれ落胆するシーンなど靴と言うのが何かの象徴のように感じた。

これ、黒澤の「白痴」と同年の作品なんだよな!
あっちの原節子とのギャップに驚くばかりです!
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