めしのネタバレレビュー・内容・結末 - 4ページ目

絶対ハッピーエンドじゃない。
70年経つのになんも変わってねー。
若い世代と年寄りの世代に挟まれて自分の幸せに悩む。
最後のなんて、諦めに見える。
生きてて男も女も幸せなんてないんじゃないかとすら思…

最後、夫が迎えに来て喜び溢れてしまうのとか、元の生活に戻って同じような毎日を過ごす安心感に落ち着く気持ちもわかってしまうな〜思った　が、観終わって最後の色んな諦めがある上でのセリフがグサっと刺さる。…

白黒だけど、洋服が主流になりつつある時代。
台所やちゃぶ台の横に米櫃がある様子なんか、古き良き風情があって、映像としてみていて楽しかった。

女中のように扱われる主人公。突然やってきた親戚にデレデレ…

成瀬巳喜男は『浮雲』が合わなかったけど、本作はせっちゃんも出てるし、暗くなさそうなので鑑賞しました。
なんというか、退屈なガーエーでした。批判するような作品じゃないですが、つまんないんです。


大…

毎日同じことの繰り返し。「腹減った」しか言わない夫は憎いのか、愛すべきなのか。ビールは苦いのか、うまいのか。

腐りかけのご飯、
対面で座っていた自宅の食卓。

二人で飲む瓶ビール、
角を挟んで斜め…

夫の幸福が妻の幸福であるということを当たり前であるという風に語るのは時代か。
めしを作って、洗濯をして、まためしを作って。
同じ事の繰り返しの中にある虚無感をこれでもかと描き、その中にこそまた幸せも…

最後の「女の幸せ」について語るセリフには納得しないけど、人の幸せをうまく描いている素晴らしい作品。

時代が違っても、考えることや悩むことは同じで、幸せを感じる瞬間も同じ。

眼鏡の友達、良いキャラ…

私は昔の作品を見ると、現在より強固なジェンダー観に違和感を覚えてそれが鑑賞中のノイズとなってしまいがちなのだが、成瀬巳喜男監督作品はその点を気にする必要がなくてありがたい。

結婚生活の息苦しさから…

久しぶりの映画鑑賞が嬉しい、そう思って観始めたのだが、大分予想と違う内容で疲れた。事前に粗筋は確認しなかったから、題名から食卓の光景に重きを置いた生活讃歌の内容だと思っていた。違った。

人の嫌らし…