物語構造がとてもシンプル。主人公がいて、その周りの人と環境があって、それに心動かされて、選択をしていく、かたち。それだけ、多くの人が共感しうる主人公だったんだろうなと思う。「幸福」について「女の」っ…
>>続きを読む子供のいない市井の平凡な夫婦(上原謙、原節子)。倦怠期を迎えた二人の間に細波が立つ。
どこにでも居そうな普通の夫婦にそれほど大きくもない出来事を起こす物語を観守っていると、一体最後はどうするつもり…
「あなた私の顔を見ると腹減ったとしかおっしゃらないのね」
フェミニストにみせたらブチギレられそうなオチ
感情ぐちゃぐちゃにされる、、、
美人さんは現状どうであれ、幸せそうにみえてしまう。みんなが…
奥ゆかしさの中にある美。
慎み深いちょっとしたしぐさと言動に、人物の感情や動機が凝縮されてる。
女優さんたちみんな綺麗だ。
ナチュラルボーンクラッシャー里子。
よくぞ代弁してくれた信三さん。叱る優し…
朝 学校へ行くときに必ず転ぶ少年と 必ずハンカチを忘れる男性。
大阪のねこはお世辞にも健康的とは言えないけれど 東京のねこは綺麗なところ。
ビールを飲んで 三千代は「苦い」初之輔は「美味い」というと…
原節子が実家に帰るってなった時、夫から理由聞かれるけど平静を装って返事するのあるあるすぎた。
夫に言い寄る女の奔放な言動が怖かった。
夫が実家に迎えに来たと知った原節子が家に入らず、再び外出するの…
結婚して夢と希望を絶たれた妻、若さと可愛げを使って夫に迫る女、東京に戻ってシングルマザーに「幸福ね」と言われても受け入れられない、かたやそんな自分を「不幸な妻」扱いする男、夫は妻がいないとろくに片付…
>>続きを読む砂の器で、電車から白いシャツの細切れを捨てるシーンがありますね、あれのもっとなんだか幸せバージョンのシーンがあります。
夫とのさり気ないやり取りと、電車のまどからすーっと遠くに消えていく(この映画…
先日観た山田洋次監督の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよ』に少し内容的に通じるところがある。山田監督はたぶん本作の成瀬巳喜男監督にかなり影響を受けているのだろうな。
本作では美男美女の夫婦が登場。…