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プープーの物語のssr701のレビュー・感想・評価

プープーの物語(1998年製作の映画)
2.0
8月23日は「ときめきメモリアル」のお金持ちキャラでお馴染みの
伊集院レイさんのお誕生日です!
(他にもっとおるやろ)
おめでとうございまーす!
お祝いの意味も込めまして
山中零が出ている作品を見てみます(無関係)

なんとも言い難い作品が出てきましたけど
いつものように
実は隠れた名作かも…?と期待しつつ
いざ視聴開始!

(ネタバレありです)


上原さくらと松尾れい子のW主演作です
松尾れい子は昔の本上まなみのような
雰囲気ですね(個人の感想です)

上原さくらは水着姿は見せたのに
服の前をはだけてヒッチハイクするシーンでは
後ろ姿しか見せません
やるならやる!やらないならやらない!
はっきりしてほしいものです

ラジカセでブン殴ったり
子供をベビーカーに乗せて坂道で手を離したり
なんか無茶苦茶な作品です…
残酷なシーンながら坂道の構図はいいな
なんて思ったりもしましたが…

話の整合性とかどうでもよくて
撮りたいものをひたすら撮りまくってる感があります
とにかく銃撃戦も撮りたかったんだろうなあ〜というのが伝わってきます

70分の長さですが
ショートフィルムとして考えていいと思います
なのでオチには期待せず
ひとつでも面白いところがあれば
満足しないとダメな作品だと
思考を切り替えてみます

子供が思わぬとこから出てきて
助けてくれる…というか
もう大活躍?するのですが
それがギャグ漫画っぽくていいですね
(この子供が山中零のようです)

そんな感じで多少は面白くて
けっこう狂ったところがチラホラあるし
國村隼と原田芳雄の対決の撮り方も
凝ってて良かったので
1分程度にまとめた予告を見れば
「え!なにこれ?わけわからなくて面白そう!」
と食いつく人がいると思います

映像を楽しむ!と割り切って見れば
楽しい作品かもしれません
ストーリー的には
ちょっと集中して見てはいられない内容でした

オチは…うーん
ついたとも言えるかな
いい感じのセリフで終わるには
終わりましたね
それによってすべてがチャラになる…
までは行かなかったかな?

実験的!斬新!と言い切れるまでの
パワーは無かったですね
やや実験的とか
わりと斬新くらいな感じで
個人的には惜しいなあと思いました


夫の殺害計画が報じられた上原さくらの口から
「(殺しを)やんないの?つまんねー!」
というセリフが聞けたのが収穫の作品なのでした
(どんな収穫やねん)
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