"地球が回っているんだよ、だから太陽が沈むんだよ、坊や"
この方が最も記憶に残っています。
目の前で日常のように人が死んでいき、それが当たり前の出来事になっていくという、、、
常に
"俺が死んだ…
第二次世界大戦の終わり近く、レイテ沖海戦(1944年10月)で日本軍は多数の艦船を失い海軍はほぼ壊滅に至ったという。しかし、その後も、まともな軍備もないのにフィリピンに居座った日本軍の必死の抵抗で、…
>>続きを読むレイテ島の戦いをモチーフにした映画
生存率3%といわれる戦場だが、その狂気さが映像から伝わってくる
船越英二さんは、見習士官で戦争を終えたので実際に戦争を経験している人間がこのように作品に出るとより…
敗戦濃厚となった太平洋戦争下フィリピン、本隊からも野戦病院からも追放された田村一等兵は、その他兵隊達と共に、劣悪な環境の中、集合地点を目指して退却するが・・・ 小説「野火」を原作として、極限状態にお…
>>続きを読む恒例一人終戦記念日映画大会。
1959年。大映作品。
脚本、和田夏十。
監督、市川崑。
キャスト、船越英二、ミッキー・カーチス、滝沢修他。
NHKのドキュメンタリーで、
英国軍の捕虜になった日本…
戦争映画の中ならダントツで好きなやつ
戦闘シーンはほとんどなく、戦っていない時間に日本兵が何をしていたのかを忠実に表現している
プライベートライアンみたいなやつよりもこれ見る方がよっぽど戦争の醜さを…
市川崑監督。
インタビューの時でさえ、タバコをくわえる昭和の名監督。
「犬神家の一族」など横溝正史映画で有名だったり、結構失敗作もあったりするけれど、シャープな映像で、先駆的な監督さんだったと理解…
塚本晋也監督版を先に観てから、ようやっと名匠市川崑版を鑑賞したワケですが、これまた違った地獄絵図の一時間半で尋常じゃない絶望感を感じる映画でした。
塚本晋也版との比較メインで行くと、あちらは生々し…
このレビューはネタバレを含みます
戦争という極限状態下では、人間性など忘れ去られてゆき、互いを食い合う獣に戻ってゆくのよねぇ〜……。
太平洋戦争末期のフィリピン レイテ島駐留の日本軍人 田村は傷病兵として病院へゆくが一度血を吐いた…