ももも

野火のももものレビュー・感想・評価

野火(1959年製作の映画)
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「野火」。塚本晋也監督のリメイクで今話題を呼んでいる映画だが、鑑賞した方の感想を聞くと、見に行く足がつい重くなってしまう。確実にあったであろうノンフィクションな空間に自分は耐えられるだろうか?足が止まってしまった。

白黒なら見れると思い、市川昆監督のこちらを鑑賞。

俳優達が凄い。
白黒だと、顔の皺や身体の線の細さか弱さを更に引き立たせる気がする。
本当に戦地に居るかのような緊迫感と異様感。これが現実だったなんて。
日本が体験してきた恐怖や横暴など、全て忘れては行けない現実だと思う。


余談だが、
私の大好きな番組で「探偵ナイトスクープ」という番組がある。視聴者から大きいものから小さいものまで様々な問題を解決する番組である。

その中で、大変伝説となった「レイテ島からの手紙」という回がある。

この回は私も繰り返し見るほどよい回であり、米かい込み上げるものがある。家に遊びに来る友人に無理やり見せ探偵ナイトスクープの素晴らしさを広めている。

「野火」を見た後、更に色んな感情が込み上げるのは言うまでもない。
ももも

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