ドナウ

昆虫大戦争のドナウのネタバレレビュー・内容・結末

昆虫大戦争(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自然破壊系かと思いきや東西冷戦。無邪気に虫取りという侵略行為をする者達は当然のように罰せられる、この辺りは禁じられた遊びを思い出した。虫は人を狂わせる麻薬、傷つける破壊兵器のように制御できないものの象徴で、ナチ収容所にいた科学者は人類をジェノサイドするため日夜毒虫と人体実験に精を出す。他にも虫けらのように潰される市民やスパイ、代理戦争、戦争PTSDと薬物等様々なネタを虫に絡ませて描いている。こうなると最後はさもありなんという感じの終わり方で実に愛すべきB級作品だった。

あれっ、残された希望は大丈夫なの?
ドナウ

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