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ノートルダムのせむし男のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

ノートルダムのせむし男(1923年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

物語。

ルイ11世の治世、庶民は厳格な統治に苦しめられていた。
パリ、ノートルダム聖堂前は祭を祝う人々で賑わっている。聖堂の鐘つきカジモドが鐘を打ち鳴らす。

司祭の弟ジェハンはジプシーの踊り子エスメラルダを攫って来いと、カジモドに命令。しかし、警護隊の隊長フービュスが現れて失敗する。
カジモドは公開で鞭打ちの刑を受ける。鞭打ちの後、ただ1人不憫に思ったエスメラルダだけが水を飲ませて介抱する。
エスメラルダは近衛隊長フービュスにご執心だ。フービュスには遊びだが、2人は舞踏会に出掛ける。町のボスのクロパンはエスメラルダを貴族から取り戻そうと仲間と、城に殴り込む。フービュス、エスメラルダ、クロパン、三角関係はクロパンに軍配。
エスメラルダは別れる為、鐘の鳴る時刻に、フービュスを礼拝堂に呼び出す。2人の逢瀬の最中、司祭の弟ジェハンが、こっそり背後からフービュスを刺し殺す。
フービュス殺しの犯人として逮捕され、拷問を受けるエスメラルダ。ノートルダム広場前で処刑の瞬間、カジモドが彼女を攫い、聖堂に入る。聖なる場所ではいかなる暴力も禁じられ、司祭は彼女を匿う。
司祭の弟ジェハンはクロパンに告げ口、クロパンは武器を手に大勢とともに蜂起し、体制の転覆に向かう。
暴徒と化して教会の扉を破ろうとする町の人々。しかし、上階から石、丸太、熱湯をぶち撒けるカジモド。
フービュスの傷も治り始め、警護隊も出撃する。下では、警護隊対蜂起軍の闘い。
司祭の弟ジェハンがエスメラルダを攫いに来るが、カジモドは揉み合いの末、彼を尖塔の上から投げ落とす。
その時、フービュスが彼女を救いに来る。
瀕死のカジモドは最後の力を振り絞って鐘を突き、絶命するのだったた------

20年代のチェイニー版は、原作にかなり忠実な展開と言われている。
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