ゆう

戦争と母性のゆうのレビュー・感想・評価

戦争と母性(1933年製作の映画)
5.0
仕事、その他の環境変化で久しぶりに映画見たからか、映画館への再開にフォードはヤバかった。

よくこんな物語の広がりのある作品を90分に置いて作成出来るなとただただ驚嘆。
視線の交わしや息子の墓地のあるフランスの地に降り立ったあとの過剰さ
過剰さは犬だって、息子が戦死する時に突然の嵐がもう誰にも開けられることのない扉が尋常でないほど反復運動することなどは言うまでもなく

逆に息子の恋人とその血の繋がったことを知らない息子が慎ましく花を渡すところは決してショットを繋がず手を残す慎ましさとのバランスが素晴らし過ぎる。

ヘンリエッタクロスマンは舞台俳優で活躍している女優さん
本作ではそういう意味では合っていたのかも
目で芝居してる感が否めないけどそんなことは中盤からどうでも良くなった
ゆう

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