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泳ぐひとのnyakoのレビュー・感想・評価

泳ぐひと(1968年製作の映画)
4.0
人さまのプールを泳ぎ繋いで家に帰る、っていうあらすじだけ知ってて強烈な印象だった。
主演はバート・ランカスター。

序盤からまず突然海パン一丁でふらっと登場した男。
渡り歩く家はプール持ちの上流のお宅ばかり。
でもどうやら泳ぐ人はみんなと顔見知り。
彼も金持ちなの…?
彼の気さくで自信たっぷりな様子や、みんなから好かれてる様子から彼はとても魅力的な人物に見える。
あまりにも動じないので全て超越した感覚の人なのか?ちょっとサイコにも見える瞬間がある。

プールとプールまでの間、森の中や車道沿いも海パン一丁なのがシュール。
どんどんメッキが剥がれてゆくんだけど、その内面が現れてく様がもののあわれ。
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