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泳ぐひとのtokiwadesignsのネタバレレビュー・内容・結末

泳ぐひと(1968年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

町山さんの解説動画見て、やっとこさ全貌が理解できる映画。

それも映画としてはどーなんだろう…と思いつつ、ある種割り切って観る者の想像に全部委ねている、ということなのかな。

個人的には「資本主義の世界において、目の前の大きな目標=”山”を乗り越えて富と名声を勝ち得た男」の人生を、鏡のように真逆に、ひっくり返して描いているのかなぁと感じた。

その実は「富と名声に近づくほど、どんどんいろいろな物を失っていってる」てな風に。

“山”の対比としてのものが”プール”。

“自分だけずっと裸。周りは服着てる”という点も、主人公の生きてきた実際の世界では”自分だけ高級なスーツ。周りはただの服”という風に、丸っと逆であったんでしょうかね。

いずれにせよ、40代のオッサンが観ると、ハッとしてグッとさせられる映画ではありました。
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