まなみ

溺れゆく女のまなみのレビュー・感想・評価

溺れゆく女(1998年製作の映画)
3.7
とくに期待せずに観たけど良作でした!

ヴァイオリニストのアリスと、売れない役者のバンジャマン(ゲイなのでアリスと性的関係はない)が暮らすアパートに、バンジャマンとは腹違いの弟マルタンがやってくるところからお話が始まります。

アリスとマルタンの恋に、仕事の成功や嫉妬、家族との関係、そしてマルタンの過去。
どれもそうそう体験するシチュエーションではないはずなんだけど、三人の気持ちが丁寧に描かれていてすっと入り込めました。
誰の気持ちもわかるから、3人それぞれの生き様を応援したくなる。

男の弱さと、それを受け入れる女の強さが印象的でした。
まなみ

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