浅野公喜

リーインカーネーションの浅野公喜のレビュー・感想・評価

リーインカーネーション(1975年製作の映画)
2.9
大学教授の男が前世の記憶を辿る70年代オカルトサスペンス。主演のマイケル・サザランはなんとなくイメージがピーター・フォンダと被ります。

池を泳いでいたら妻に銃殺されて沈んでしまうのが夢で見た前世の記憶。それを頼りに夢に出た場所へ向かうのですが、これといった意表をつく展開やインパクト有るシーンが少なく主人公の意図もいまいちはっきりしないまま進む時にメロドラマ寄りの内容はサスペンスとしての魅力に欠けまさに輪廻転生なエンディングも想定内と、格調高い雰囲気ではあるものの正直何度も眠気に襲われてしまいました。ストーリーは悪くないので今ならこれをベースにより発展させた作品が作れる気がしないでもないかも。

大変貴重な1937年型コード812というクラシックカーの走行シーンが観れたのは〇でした。
浅野公喜

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