【詳述は、『その人は女教師』欄で】文筆家になってからはともかく、松竹NVの一翼を担ってた頃のこの人の作は、確かにこの流れに相応しくシャープだが、主流の思い上がりに対し、現実の問題や事件との対峙ベース…
>>続きを読む2024/2/4@ シネマヴェーラ渋谷
この時代にレイプされた女性に向き合った作品は見たことがなかった。母親の心情を描いているものいい。娘に対してどう接するのが正解なのか悩むよね。事件解決と娘の心の…
連続強姦殺人犯の毒牙にかかるも一命を取り止めた刑事の娘。しかし彼女は口を閉ざしてしまう。
クリスマスムードが一転地獄に。
一生消えない傷を抱えた小山明子が身内からも追い打ちをかけられる展開が…
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犯人の遺留品は当時さほど普及していなかっただろうし、斬新だったんだろうな。 ラストシーンといい、斜めカットの多用といい、名画『第三の男』を意識した映画作り。その名画を知っている人には、このラストには…
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シネマヴェーラ渋谷での特集「日本ヌーヴェルバーグとは何だったのか」の一篇。1960年製作。脚本田村孟、高橋治 。監督高橋治。
高橋治の名前は松竹の俊英のひとりとして知っていたけれど、映画監督業は長…
小津安二郎監督の助監督をしていた高橋治の監督デビュー作品。
笠智衆を刑事の主役に配するあたりは、小津監督のもとで笠をみていた経験から意外な配役を思い付いたのであろうか。
物語は、4日ごとに発生す…
笠智衆あのテンションの低さで刑事やっててクビにならいか心配になった。クリスマス→元旦というイベントを挟むことで時間の推移を示してるのはよい。クリスマスの街中を横移動しかけるシーンがあったがすぐにカッ…
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