このレビューはネタバレを含みます
ジェーン・バーキンのシングルマザーとませた10代の少年の恋愛という成人マンガのようなぶっ飛んだ内容の映画で、ジェーン・バーキンのリアルなおばさん演技(でも時たま若い頃の色気が出る)がさらにそんな恋物語の現実感を無くしていく。
でも後半、深く付き合うようになった二人(肉体関係は描かれていない)が周囲の圧力で別れさせられる展開になってから一気に面白くなる。世間の笑い者にされ、人間関係を失っていくヒロインの姿はすごいリアル。そして少年の最後のセリフ、ヒロインからすれば失望だろうけど男なんてそんなもんだよな。
あとゲーム「スパルタンX」が重要なアイテムになるのが個人的に高ポイント。