このレビューはネタバレを含みます
完全に誘拐した事が悪いのに、【悪】に見えないのが不思議。
大事に育ててくれた母親が悪魔の様に言われ、
知らない本当の両親を愛さないといけない子どもの気持ちは、本当の両親の育て方接し方でなんとかできるものではないのかと、苦しい気持ちになった。
ラストシーンの、もうお腹の子が可愛いいと感じるのは、誘拐した母も、本当の両親もちゃんと愛情を注いでた事は真実だからなんだろうな。
本当の母親の苦しみは、辛すぎるけど
お星さまの歌で、あんなに泣き叫ばれたら、理由を理解できていないのに謝るしかできない子どもの気持ちを汲み取る余裕は、なかったのかな。
浮気相手に浴びせた罵倒の言葉を、
自分の娘が同じ立場になった時には取り消せない言葉で自分を苦しめる。