いちみる

八日目の蝉のいちみるのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

🌹希和子、母親どちらの立場になるかで感じ方が変わってくる。それこそ、最初のシーンの希和子の4年間子育てをする喜びを味あわせてもらったことに感謝する、母親の死んでしまえ…こんなにも感じ方が変わってくるとは。
🌹1番可哀想だったのは恵理菜。
🌹母親の嫌がらせ半端ない。希和子の自宅に行ってわざわざお腹触らせるとかこわすぎ。あと、父親と岸田同じクソ男で最低。不倫はダメ、そして家庭ある人に手出しちゃダメよ。
🌹恵理菜に好かれたいと言う母親。そりゃそーだよね、昔再会してもすぐ馴染めずに困らせてしまったことがありすぎて、自分がいると困らせる。自分がいると過去を思い出させてしまうと、自分から両親に近づかないよう、心を開かないよう恵理菜は生きてきたんだから。そりゃ母親も嫌われてると思うよね。好かれたいと思うよね。母親の立場になって考えるとすごく痛々しい。お星様の歌、歌ってのあたりも可哀想だった。
🌹希和子が逮捕された時、言った言葉印象的。「その子はまだご飯を食べていません。よろしくお願いします。」最後の最後まで薫のこと気にかけて自分よりも大事に想い、かけがえのない存在だったんだな。本当の両親からしてみると申し訳ないけど…薫と希和子一緒にしてあげて〜と思った。
🌹島を訪れ、希和子と過ごした日々を思い出し、出所後写真を受け取りに来るぐらい希和子が薫を愛していることに恵理菜が気づけてよかった。薫との写真は希和子にとって大切な宝物なんだろうな。
🌹最後、希和子と会えるのかと思った。あと気持ち、恵理菜の子供産まれて4歳ぐらいになった時に綺麗な景色見に行って綺麗だね〜なんて言ってるようなシーンなんかで締めて欲しかったな。終わり方について色々と期待を持ってしまっていたため、個人的にラスト微妙だったけど、大好きな中島美嘉のDearが最後に流れたから満足。
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