なっつ

八日目の蝉のなっつのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

誘拐ってもちろん犯罪だし、許されないことだけど、丁寧な心情描写で犯人の思いが伝わってきてすごく切なかった...捕まったときの台詞「その子はまだご飯食べてないんです!」母親として生きられることの喜び、我が子を可愛がる喜び、そういうのを知れた4年間だったんだろうな。
1番悪いのは不倫して相手に子ども作らせた夫だと思うわ。ほんとに。
赤ちゃんから4歳までを一緒に過ごしたお母さんを犯罪者だなんて思えないよね。主人公は悪くないけど、過去にそういうことがあると生きづらいね。実親の所に戻っても生きづらくて、結果的にあの誘拐されてた4年間が愛をいっぱいもらって育てられた期間だったんだな。(誘拐自体がなかったら愛情いっぱいの家庭だったかもしれんけど)それが分かった主人公は子どもに愛情をいっぱい注ぐんだろう。

ディズニーのラプンツェルみたいに、誘拐で18年間閉じ込められててあの明るい元気さは持てる訳がないんよ、笑笑
なっつ

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