sei

八日目の蝉のseiのレビュー・感想・評価

八日目の蝉(2011年製作の映画)
3.9
前半は事件によって歪んだ母と父と娘の関係のしんどさが良かった。後半は感動の方向に行き過ぎたように思ったが、写真が浮かび上がるシーンはとても良かった。希和子の母としての愛は自分勝手かもしれないけれど、人は誰かに愛された記憶が自分を支える。恵理菜にとっては認めるのが難しかったけれど希和子との思い出が支えになっていたと思う。恵理菜が無意識に希和子と同じことを言っていたのが良かった。
sei

sei