ひろ

八日目の蝉のひろのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

不倫された時、女性って、怒りや妬み、恨みや悔しさ、そんな感情が旦那でなく相手の女性に向きますよね?

わざわざ相手の家に行って、思いっきり侮辱して、個人的には、被害者だけれど奥さんが一番あり得ない。
はっきり言って、精神状態次第では刺されてもおかしくないよね?

最初から最後まで旦那にあたるべきだよね!
不倫した旦那の子供ができて、相手に自慢する感覚に吐き気がする!

あと、日本って男はそんなもんだよ・・みたいな人、そこまで悪くないんじゃない?みたいな人が、一定数いるけど・・
断言しちゃいますが、不倫なんてのは、男が悪い!
それも圧倒的に・・そうだと思ってます。
ここまでするんなら、別れてからやれっての!

この旦那みたいな、こんな奴いっぱいいるのかな?
そんな社会、嫌だよなぁ。

永作博美の演技もあってとは感じますが、例え誘拐犯であろうと、希和子を応援する自分がいました。

でも、

それでも一番の被害者は、子供に間違いない。
微塵も疑わずに、ママと呼ぶ叫び声は、耳に残り涙が止まらなかった。

作中では、八日目の蝉というタイトルの意味を、はっきりさせていないと思うのですが、他の人が体験していない世界を生きる事ができるという事なのかなと思います。

今回の場合は、複雑に歪んだ状況だったからこそ感じる事ができたお腹の子への愛情を強く持つ事ができた。

そして、それこそが辛い日々を送ってきたヒロインが見る事ができた、八日目の素晴らしい世界って事かなぁと、そんなメッセージなんだと思ってます。
ひろ

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