誘拐された被害者が誘拐犯に好意的な印象を抱くのは良くある現象だというが、親だと信じてしまう小さな子供だとそういう次元じゃないよなあ。
実母を事件とは関係なく娘との関係を築けなそうな人物に描いている…
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「憎みたくなんか、なかった。お母さんの事もお父さんの事も…あなたの事も」
井上真央演じる恵理菜が写真館を飛び出して言う最後の台詞。
思い出すだけで目頭が熱くなる。
この"あなた"は、おそらく永作博美…
人の心とは不思議なものだ。この映画の登場人物たちの心、そして、それを観ている私の心も、揺らめく。
小豆島の自然とその風景、虫送りの松明が宵闇の中、光揺らめきながら列をなして動いていく様は、映画「ペ…
自分が女だからか登場する女の人全員に共感した。
裁判のシーンから始まって、さらってきた赤ちゃんを抱えてどしゃ降りの中逃げる主人公が映ってから、黒の背景に白字の手書きでタイトルの八日目の蝉と出て来たと…
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美化しすぎ、というのが一番の感想。
同じような設定のドラマ「Mother」を思い出した人も多いと思うが、そちらと違って誘拐する女に全く同情できない。
身勝手に不倫と誘拐という罪を犯し、子供とその母親…
生後4ヶ月の赤ちゃんを自宅で1人で置いて外出することって現実的にはなかなかありえないと思うが、それも含めて、親の責任のなさや特に父親の不倫が原因だとおもう。
長尺映画だったが、誘拐犯役の永作と子役…
新生児の“つれ去り”といえば、2006年に宮城県の病院で発生した誘拐事件を思いだします。その病院で自分の2人の子どもが数年前に生まれていたからです。ちょっとゾッとした記憶があります(被害者の赤ちゃ…
>>続きを読む映画「八日目の蟬」製作委員会