※原作小説未読
客観的に見たら恐ろしい犯罪なのだけれど(そしてもちろん正当化されることはないけれど)、「親とは、子とは、家族とは、愛とは何ぞや」を問いかける作品ではなかろうか。
誘拐した娘を心か…
傷ついた女性が、赤ちゃんを誘拐しそのまま数年逃げまわった。
逮捕時4才になっていたその女児は、実の両親のもとに戻っても親子という実感が得られないまま。
その子は実際どんな風に育ったのか、そして21歳…
何気ないシーンなのに、どうして泣きそうになるのかな。
血は繋がってなくても、犯罪だとしても、
誰よりも深い愛情を注いでいたんだろうな。
犯罪は絶対にダメだけど、
捕まらないでほしい、逃げ続けてほ…
このレビューはネタバレを含みます
最後の写真館のシーンが1番感動した。
不倫男が1番悪いとおもう。恵津子は赤ん坊(薫)を家に一人きりにして出かけたり、希和子にがらんどうとか言う点でどうなのかなとおもってしまった。希和子はそこまで悪く…
大前提として、この物語の根幹にある大事なことは、誘拐は犯罪です。
無償の愛とか一途な愛情とかに感動しているとか感想がありますが、例えば、ネグレクトや虐待されている子供を救いだしたのならまだ理解出来ま…
映画「八日目の蟬」製作委員会