りょーこ

それでも花は咲いていくのりょーこのレビュー・感想・評価

それでも花は咲いていく(2011年製作の映画)
3.0
前田健原作・監督・脚本のセクシャル・マイノリティたちのオムニバス

ロリコンやマザコンや不法侵入、正直気持ち悪いんだけど、不覚にもラストちょっと泣いてしまったw

まあしかし色んな癖があるのは理解しますが、他人に迷惑かけたり犯罪を犯すのは良くないよなぁ~

欲望は密やかに( ・∀・)ノ



①エーデルワイス

家庭教師の男。
生徒の中学生、ではなく、その小学生の妹が好きなロリコンである。
なんとか気持ちを抑えるが、彼の過去に一体何が?


ストリートミュージシャンが絶妙に音外すし鼻声なのが、滅茶苦茶自分に似てて胃にきた(笑)
ロリコンは……無理だな。。。


②ヒヤシンス

自分に自信のない男(滝藤賢一)。
女性宅に不法侵入し、どんな人なのか妄想するのが趣味である。
が、その女性は鼻が敏感で侵入に気付いていたらしい。
しかし通報せず、友達になりたいとメッセージを残してきて……


ラストの佐藤二朗の一言がイイ☆
自信がない、妄想しがちなのは私もだけど、不法侵入はいかん!
あとそれを許す方もどうなん(笑)?!


③パンジー

マザコンの男。
母(麻生祐未)が亡くなり、残された写真や梅干しやシーツをかき集めては思い出に浸る。
貴女は幸せでしたか……?


麻生祐未の普通感、好きなんですよねぇ~
どこにでもいる、ちょっと頑張り過ぎちゃうお母さんてところ。
声も素敵♪



そんなオムニバス3作でした(*‘ω‘ *)

みんななんとも情けない姿なのだけど、どこかいじらしい。

気持ちも分かるっちゃあ分かる。
ドン引きするけどw

③は微妙だけど、①と②はキャスティングも良かったです!

映画だからってやり過ぎず、あり得るくらいのキモさでふんわり演出されているのも好みでした~
りょーこ

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