ムギ山

暗殺者の家のムギ山のレビュー・感想・評価

暗殺者の家(1934年製作の映画)
3.5
お話は1956年の『知りすぎていた男』とほぼ同じ。何と言ってもピーター・ローレがすばらしい。このくらい古い映画だと、出てくる役者さんがほとんど見分けがつかなかったり、演技もなんというか「まあそんな感じだったのね」という感じ(うまく言えん)が多いのだけど、彼だけは現代でも通用するような演技というかキャラクターというか存在感だなあと感心してしまった。手塚治虫が自分のキャラクターのモデルにしてたはずだと思って検索してみたらハム・エッグがそうらしいのだけど、フーラー博士(名前今知った)のほうが似てなくない? また、誘拐される少女を演じた Nova Pilbeam さんがチャーミング。彼女は次の『第3逃亡者』にも出てるみたい。
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