侍&忍者vs西部のならず者ガンマン(;゜∇゜)
岡本喜八監督がチーム・オクヤマと組んで撮った侍ウエスタン映画。
日米修好通商条約締結のため、感臨丸はジョン万次郎らとアメリカへ向かう。
しかし!その中には水戸脱藩浪士の侍・上條(真田広之)とお庭番の忍者・為次郎(竹中直人)が乗っていた。
結局、色々あって、真田と竹中が銀行強盗に父を殺された少年サムの仇を討つため強盗団を潰すことに…
いやあ、なんと楽しそうなB級設定でしょう( ;∀;)
実際、超ドB級映画で世間の評判もよくないんですが。
それが何か?
おもしろいものはおもしろいんです(。´Д⊂)
はじめて観たのが10代のときVHSで。
あまりにおもしろすぎて、何度も繰り返し観た映画です(*´-`)
※たぶんあほな子どもだったからですが
結局、念願のDVD発売時にはDVDも買っちゃったほど。
そんな痛快な設定なのに、なぜ評判が悪いのか?
・岡本監督晩年の映画のため、昔の名作ほどの完成度、パワーがない
・シナリオが脱線しすぎで、構成もけっこう無茶苦茶で、肝心のアクションが少なめ…などなど
確かに映画としての完成度は他の喜八映画に比べれば低い!それは認める。
しかし、大好きなの(*/ω\*)
では、いい点は何か?
真田広之の殺陣である( ;∀;)
かっこよすぎるなんてものじゃない‼
立ち振舞いが決まりすぎだわ…
刀でならず者の銃相手に無双する姿は男女問わず濡れる(;゜∇゜)
なぜ、アクションシーンが少ないのか、超もったいないレベル…
「決闘の大地で」みたいな展開にしたら神映画になれたのに(´д`|||)
あと、ウエスタン化した真田と孤児サムの交流&仇討ちまでのロードムービーもしんみりくる。
竹中直人が超濃いキャラのコミックリリーフがやりすぎぎて、賛否はあるけど、おかげで真田広之のかっこよさが数段アップすることに。
基本的にはヘッポコ映画なんで、人様には強くお勧めできません(。´Д⊂)
真田広之と竹中直人がロケ地メキシコの荒野で活躍する映画が観たい方は(*^^*)
無茶苦茶設定のB級映画耐性がない方はスルーで(;゜∇゜)