オーマイ

キートンの探偵学入門/忍術キートンのオーマイのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

キネピアノ 塚口サンサン劇場にて友人に誘われて鑑賞 (ありがとう)(先々週くらい)

鳥飼さん生演奏のピアノ 
こちらは映画で決められたものかと思いきや、アドリブだそうでスゴすぎー!!静かに大興奮しました

キートンの映画について何も調べずに足を運んだのだけれど、工夫の連続で超ひきこまれた!!!
映画が映画たる所以はここに、、絶対途中で見るのやめたりしないし1秒も飽きずに見られる。他の作品も見たい。

フリきいててボケも明確で、それを演技と再現力、カットつなぎで表現していくのお見事すぎた…

前後の解説でもおっしゃられてたけど、キートンの再現力が成功させた鍵だそう。(同じポーズをもう一度完璧に再現する)
違和感があったところは、キートン以外が違う動きしちゃってたという現実もおもしろい

言葉がなくても(文字だけでも)面白くて、映像であることの意味をめちゃくちゃ感じる映画だった。こんなに映像だけに集中した映画ははじめてかもしれない。ユーモアたくさんおもしろー!!!!!

当時は、フィルムに音声をのせる技術がなく、やむなく無声映画に。音声を生演奏でのせて上映するのがスタンダードだったことを初めて知った。
いいスピーカーから流すのも最高なことだけれど、生演奏の映画もっと見てみたいし、ゴリゴリのアクションとかでビッグバンド生演奏とかやらない?どう?

あと日本で公開された当時は探偵みたいな職業がなく、忍者に似てるからと邦題が「忍術キートン」だったのもおもしろいよね