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キートンの探偵学入門/忍術キートンのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.5
▪️Title :「キートンの探偵学入門(忍術キートン)」
Original Title :「Sherlock, Jr.」
▪️Release Date:1924/12/10
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-065 再鑑賞
▪️My Review
喜劇映画の頂点の一つですよね。100年近くも前に制作されたことを考えると、どうやって撮影したんだろうと、ただただ感服してしまいます。バイクやカーチェイスのシーンなどはほんとに危険なスタントシーンが多く出てくるので、ほんと凄いの一言です。当時ニューヨークタイムズで「トリック撮影がコメディの中で活きた最高の1本」と評価されたのがまさしくその通りだと思うます。
バスター・キートン、本当にチャップリンと並び称されますが、100年近く前に監督・脚本・主演、全部一人でやってるんですね。
100年近く前の作品なのに、今観ても色褪せていないですね。アイディア満載、半透明のキートンが映画の中に入って行くシーンなんかもどうやってこの時代に撮影したんでしょうね。
あと、当然サイレント作品です。なのにキートンご動き回るギャグだけで笑ってしまう、これもほんとに凄いですね。
そして、ストーリーもシンプルながら恋人の愛を取り戻す美しいラブストーリーになっています。ラストシーンは甘くてとてもステーキですね!
チャップリン作品と根底に流れてる違いは、キートン作品は何処か詩的、粋、フランスの香りがするように思えます。
最高の喜劇の一つ、何度観ても驚きですね!!

▪️Overview
バスター・キートンがメトロ社において「恋愛三代記」「荒武者キートン」に続いて製作した第三回長編喜劇で、原作はジャン・ハヴェズ氏、クライド・ブラックマン、ジョー・ミッチェルの三氏が合作し、キートン自ら監督の任に当たったものである。相手役は、キャスリン・マクガイア嬢である。1973年6月16日より開催された特集上映「ハロー!キートン」(フランス映画社配給)にて邦題を「キートンの探偵学入門」と改題して公開。(参考:映画.com)
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