アメリカ大陸の広大な大地と空の映像が素晴らしいです。
うっとりして見とれてしまいます。
お話は、主人公のケビン・コスナーが、
インディアン(スー族)と仲良くなって、
最終的にはインディアンとともに白人と闘うというものです。
インディアンが味方で、白人が敵という役割の入替以外は、
非常にわかりやすい勧善懲悪もので、
味方のインディアンは人間的に魅力に溢れているのに対して、
敵の白人は狡猾でいやらしい奴ばかりです。
主人公側を引き立てるためのご都合主義が多々ありますが、
かえってそれが皮肉にも取れるので、
これはこれでいいのかなと思いました。
(役割を入れ替えるとこんな感じだけど、どんな気持ち?
ねえ、どんな気持ち?というような意味で)
そう思う反面、それぞれの大義、心情を、それぞれ描くことができないものなのか?
と思わないでもないですが。
あまり難しいことは考えず、
大自然と男の友情に素直に感動できました。