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ダンス・ウィズ・ウルブズのhymasuminのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
4.0
かつて観たとき、途中で寝てしまった作品。
ちゃんと観ればこんなに良い映画だったんだ。

壮大という形容以外浮かばない。
広大な荒野と、自然と共生しているインディアンたち、言語が通じなくても肌と心で理解し合うスー族とダンバー、時間が悠々と過ぎていくのには、なんかとても自分の心が広がっていく気がした。
バッファローの大群は圧巻。やっぱりCGではなく本物だけを使った映像は素晴らしい。

エンドロールでスー族が最後のインディアンだとあった。アメリカの人種差別問題を扱う映画をいくつも観たけど、これだけ映画で問題を詳らかにしても、今なお差別は続くのよね。

そして、ケヴィン・コスナーよ
顔だけじゃなく、(映画の中で)インディアンの生き方の愛し方も素敵だ。
グラハム・グリーンも良かったし、野生のオオカミもこの映画を彩っていたなぁ
しっかりとしたテーマを持った、記憶に残る、鑑賞を勧めたくなる映画だった
映画のタイトルは...ジョン・ダンバー
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