クマヒロ

ダンス・ウィズ・ウルブズのクマヒロのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
3.4
『ケヴィン・コスナーの大勝負』

1863年の時代背景が非常に大切な作品。
見た後に調べることが多く、当時のアメリカのことを詳しく知ることができる。
今後西部劇を見る時にも良い影響があると思われる。

自殺行為にまで追い込まれた主人公がフロンティアに訪れ、そこでインディアンと友好を深めていく。
話が通じない相手に対してのアプローチや、敵だったはずの相手がすっかり仲間になっていくことが歴史的事実も踏まえながら考えられることが面白い。

バッファロー狩りや、空撮などそれぞれのシーンのクオリティが非常に高く、細部にまでこだわっている印象を受ける。
映像の美しさや撮影へのこだわりを見て、体感するだけでも価値のある作品。
「アンタッチャブル」「フィールド・オブ・ドリームス」と当時超売れっ子のケヴィン・コスナーが監督・脚本・主演を務め、超気合が入ってる本作。
その分、180分という上映時間は長く感じたけど描ききるには必要だったのかもしれない。

なんせ、自分の勉強不足。
今後も調べなければ。
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