鎮痛剤

発狂する唇の鎮痛剤のレビュー・感想・評価

発狂する唇(1999年製作の映画)
3.5
この映画に脈略なんてまったくない。
そしてストーリーも展開もなにもあったもんじゃない。
ただ単に思いつきだけで、

心霊ホラー、カルト宗教、エロス、カンフー、コメディ
をぶち込んで、

そこでヘッドバンギングしたら出来上がるような映画。

犯されるヒロインはいても、○○○までやられるヒロインなんて
これくらいじゃないだろうか?
三輪ひとみもよくこんな映画のオファー受けたよな。

タイトルが「発狂する唇」となっているが、
見た人間が発狂しそうな映画。

阿部寛、大杉漣のキレキレキャラもアホらしすぎる。
あのレオタードダンスなんて・・・

血しぶきが飛ぶが全然悲壮感もなにもあったもんじゃない。

「これホラー映画だよ」

って最初の1分だけ見せたら信じるかもな。

エンディングもまったく意味不明。

唯一いえるのは

眉間にしわをよせた女の表情はエロいってことくらいか。

これは狙ったのか?コメディーでいいのか?

この脚本でスタンリーキューブリックに撮らせたかった・・・
鎮痛剤

鎮痛剤