肉鹿

発狂する唇の肉鹿のレビュー・感想・評価

発狂する唇(1999年製作の映画)
2.4
連続殺人事件で兄が容疑者になってしまった家族は霊能力者に頼んで兄を見つけようとするが———「リング」の脚本家高橋洋が手掛けたホラー的ななにか。

突然カラオケビデオのようなアングルからガビガビの歌声でヒロインが歌い始めた瞬間からホラーとしては諦めた😂

諦めてしまったらもう楽!
大量にあるえっちなシーンも虚ろな瞳で見つめられるし、不意打ちに大杉漣さんがレオタードで踊り出しても大笑いできるし、突如敵味方入り乱れてのカンフーアクションが始まると大興奮できたし、なんかあると吐いてばかりいるヒロインがまた吐き始めても「また猫が毛玉吐いてるや、、」ぐらいに思ってたんだけど、まさかこの嘔吐が伏線になってたなんて、、

ムダなシーンばかりだからか逆に巧妙に隠れてて驚いた!ただすでにストーリーは破綻してるから気付いても気付かなくてもなんの意味もないのがせつないです😂

「幻の湖」が好きな変な人とかにおすすめしたいw
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