TAK44マグナム

発狂する唇のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

発狂する唇(1999年製作の映画)
2.7
これはもう、何て書けばいいのか全然わからないんですが・・・

ホラーであり、オカルトであり、アクションであり、ミステリーであり、エログロであり、そして不条理。

観れば分かると言いたいところなんですけど、困ったことに観ても何がなんだか分からないという・・・
まあ、普通の感覚の方には全くオススメできない映画ですが。

脚本は支離滅裂で、それを多分、わざとやっているんですよね。分かっていて意味不明に作ってある。
一応、首なし少女を巡る謎にも答えはあって、筋のとおった(ように見える)ストーリーはありますが、結局のところ、そんなものはどうでもよくて、「これやったら面白いだろう」と作り手が楽しむ為に撮ってみたシークエンスを切り張りしたような、そんな珍品です。

クライマックスは突如としてクンフーアクションが炸裂したりするんで、そういった部分では面白く見えなくもありません。
ただし、クンフーが必要だったのかどうかは謎ですが・・・

面白いかどうかは別として、男性陣としては思わず目が輝いてしまうエロな場面が、意外と配分多く出てきます。
エロ要員でセクシー女優さんも出演されていますが、主演の三輪ひとみも、なんと○P○○○されてしまいます。
これには驚きました。すごい女優根性です。
こう言っちゃなんですが、こんな映画で・・・・・・(汗)
まあ、脱ぎはなしですが(当然といえば当然)、ウルトラマンティガで宇宙人を演じた三輪ひとみがあんなことやこんなことをされちゃうなんて、目を凝らして、ちゃんと観てあげないと失礼というものです。

予想外すぎるラストに、感動のあまり、もう笑うしかありませんでした。ある意味、マジで衝撃作。でも、観なくていいです。時間の無駄になる率がエヴァ初号機とシンジのシンクロ率ぐらいはありますから。
そのナンセンスさに脱帽、そして発狂。

レンタルDVDにて