たく

発狂する唇のたくのレビュー・感想・評価

発狂する唇(1999年製作の映画)
3.0
ネット動画で存在を知ったUPLINKクラウドで鑑賞。
本作は20年前に公開されたカルト映画とのことで、開き直ったB級映画って感じだった。笑っちゃう演出が多々あったけど、話自体は良く分からなかった。

行方不明の兄が少女連続殺人事件の犯人と世間から疑われて引きこもってる家族の話で、兄を探すためになぜか霊媒師の力を借りて謎の儀式の準備を進めていく不条理展開。この家族はどうやら霊媒師一味に利用されてて、この阿鼻叫喚の儀式が何やら宇宙(?)の巨大な存在を召喚する目的らしいことが分かってくるんだけど、最後まで訳が分からなかったね。

最初の方で床掃除する三輪ひとみの胸の谷間をチラチラ見せてくる演出に笑っちゃったし、途中で三輪ひとみが突然歌い出して安っぽいカラオケ映像みたくなったり、かと思えばエログロになったり、インチキっぽい金髪FBI、レオタードで踊りだす大杉連、終盤はカンフーアクションが出てきて映画のジャンルさえ分からなくなる。
たぶん第二作目の「血を吸う宇宙」を観ないと全貌が分からないのかもしれないけど、あまり食指が動かないなー。
たく

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