樋口可南子版はVHSが出ているのですが、こちらはそれさえ出ていません。
アマプラくらいしか、現時点では鑑賞出来ません。
市中引き回しから始まり、市中引き回しで終わる上に、徹底的に屑なボンボンが主人…
【過去視聴】2016年4月20日
友人に新文芸坐に連れていかれ見たっけな
ひたすら下に下に、闇に闇に、気づけば地獄の入り口前…
話の〆が潔くて衝撃的、ここで終わるからこそ二度と忘れないインパクト…
このレビューはネタバレを含みます
・とてつもなくどうしようもない油屋の名家の放蕩息子が主人公。義理の父が継いだ河内屋は自分のものだと言い張り、産みの母に手をあげ、挙げ句の果てに斜向かいの油屋の奥さんを殺してしまい、処されるまでの話。…
>>続きを読む▼2/1/24鑑賞
【2/1(木)〜14(水)2本目割上映(評伝『鬼の筆』出版記念 戦後最大の脚本家・橋本忍②)(35mm)】
https://twitter.com/LionGAOH/status…
親心。
細やかなところまでよく気が配られている。
近松門左衛門、すごい。橋本忍の脚本の力もあるのか。
新珠三千代、素晴らしい。今年の助演女優賞候補有力。
「東京おにぎり娘」の頑固親父・中村鴈治郎…
この題材の映画化では、原作を変にいじらず一番地味ながらも、出来はこれが筆頭ではないか。
日本人の情、縁、義理、これらを描きながら近松らしく、それ故の悲劇を見事に活写してる。(後の映画は恋愛感情という…