夢と努力と魔法と音楽に彩られたご機嫌なミュージカル映画！！
クラシックな部分はありながらも、ひとつまた新しいディズニーのスタイルを見つけていく途上にある作品として秀逸だった。
夢は願うだけでは叶わない。
そのための努力をしないといけないという救い救われるだけというテンプレのプリンセス像を打ち破る新しいヒロイン像が逞しい。
それに何よりとめどなく流れてくる音楽がどれも最高！！こっちまで楽しくなってくる。
アニメーションがCGに移行する前の最後の作品？なのかと思うけど、昔ながらのアニメーションが持つ魅力をこれでもかと堪能できる。
今までにはない悲しい展開がありつつもそれを化させるまさにディズニーマジックな手法には感動した。
ただ、黒人のヒロインにして、はたまた黒人は貧しいみたいなこれまたテンプレのように映る設定からも脱却していたら更にさらに良かったんじゃないかなとは思う。
ヒロインの幼馴染がいい味だしてるぜ！
