HAYATO

プリンセスと魔法のキスのHAYATOのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
3.8
2023年430本目
明日ディズニーランドに行くので、ディズニー映画を鑑賞
黒人初のディズニープリンセスが誕生した記念すべき作品
監督は『リトル・マーメイド』や『アラジン』を手がけたことで知られるジョン・マスカー&ロン・クレメンツのゴールデンコンビ
まさかこんなにカエルメインのストーリーだとは知らなかった。
この驚きは思ったより椅子メインだった『すずめの戸締り』に近い。
本作のヒロイン・ティアナが、それ以前のディズニープリンセスのステレオタイプを逆手に取ったキャラクターであるのが印象的で、王子と恋をすることに興味がなく、自分でレストランを開くという子供の頃からの夢を追いかける姿が描かれている。
登場キャラクターが歌って踊るミュージカルシーンが魅力的であり、ニューオリンズのジャズ風ミュージックが心地良い気分に浸らせてくれる。
カエルになってしまったティアナとナヴィーン王子を支えるワニのルイス、ホタルのレイの言動が微笑ましくて愛着が湧いた。
両親の教えの通り、「努力」と同じくらい「愛」が大切だと気づいたティアナが、最愛のナヴィーン王子と共に夢を叶える道を選んだのは、とてもロマンチックで実にディズニー作品らしい結末だった。
アメリカのディズニーリゾートでは、スプラッシュ・マウンテンに代わって、本作をテーマにしたアトラクションができるそうなので、どんなアトラクションになるのか楽しみ。
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