Hoshiduru

プリンセスと魔法のキスのHoshiduruのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
4.0
幸せになるために夢を叶えるんじゃなくて、幸せのひとつの形として夢を叶えることがあるだけなんだよね。

シャーロットが超好きで、幸せになってほしい〜って書こうとしたけど、彼女は別に不幸ではない。「この際いくらでも待つわ!」の正しさと清々しさが好き。

とてもよかったな、みんな幸せになったらいいな、って思える話はやっぱり好きだし、叶わない夢なのかどうかとか、幸せかどうかとか、そんなの誰かが決めるものじゃない!というその力強さがよかった。

あえてこの表現を使うとすれば、「ディズニーらしさ」と「ディズニーらしくなさ」を両方交えて描いていて、「ディズニー(御伽話)のようにいかない現実とどう付き合っていくか、そこにディズニーは何ができるのか」に徹底的に向き合って作られた作品だなあという印象(特にレイの件が)だった。
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