幸せになるために夢を叶えるんじゃなくて、幸せのひとつの形として夢を叶えることがあるだけなんだよね。
シャーロットが超好きで、幸せになってほしい〜って書こうとしたけど、彼女は別に不幸ではない。「この際いくらでも待つわ!」の正しさと清々しさが好き。
とてもよかったな、みんな幸せになったらいいな、って思える話はやっぱり好きだし、叶わない夢なのかどうかとか、幸せかどうかとか、そんなの誰かが決めるものじゃない!というその力強さがよかった。
あえてこの表現を使うとすれば、「ディズニーらしさ」と「ディズニーらしくなさ」を両方交えて描いていて、「ディズニー(御伽話)のようにいかない現実とどう付き合っていくか、そこにディズニーは何ができるのか」に徹底的に向き合って作られた作品だなあという印象(特にレイの件が)だった。