フィール・ライク・ゴーイング・ホームのadeamのレビュー・感想・評価

スコセッシが製作したブルースに捧げられたドキュメンタリーシリーズの一編で、スコセッシ自身の監督による作品。
デルタブルースを愛するというスコセッシはミュージシャンのコリー・ハリスをミシシッピ、そして西アフリカのマリへと赴かせます。
奴隷として鎖に繋がれ海を渡った人々の哀歌として広まったブルースのルーツを辿る構成は理解しやすかったです。
ただ出てくる人名は一部のビッグネームしか分からず、決してブルース素人にも易しいほど敷居の低い入門編ではありませんでした。