結構面白かった。二十歳のジェニファー・ローレンスが可愛い。とにかく不憫だけど。俺がいつも観てる痛快なアクション映画をアメリカの“光”の部分とするならば、この映画はアメリカの“影”の部分。
舞台はアメリカで最も貧しいと言われる“オザーク”。元々「オザークへようこそ」っていうドラマが大好きで、「オザークって実際どんな土地なんだ」って気になってこの映画を観た。
原作者がオザーク出身なんでこの話も全然フィクションじゃないらしい。貧しくて、そして圧倒的な家父長制。女性は虐げられ、法よりも重い一族の“掟”。警察もアテにならない。
「オザークへようこそ」の方がまだマシだった。近いのは日本の村社会だけど、それより酷い。
とにかく暗い映画だから夜に観ない方がいいかも!