林檎

ウィンターズ・ボーンの林檎のレビュー・感想・評価

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)
3.8
凍てつくような寒々しい森の中にリー(ジェニファー・ローレンス)は母親がわりに幼い弟、妹の世話をしながら生活している。終始失踪した父親のために危険な目に遭うけどそれは地域独特の風習にも関係している。どこか醒めて、何が起きても受け入れて行くリーをジェニファー・ローレンスが熱演していて性的な描写の無かった脚本にほっとしたり、ギリギリで優しく接する周りの人間に温かさがあったのも良かった。色合いや動物たちに癒されるような、さびしいストーリーだけどきっと弟は頼れる青年になり、リーを先で助けるだろうし、好みの作品でした。
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