あみだくじ

ウィンターズ・ボーンのあみだくじのレビュー・感想・評価

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)
3.0
 とにかくくら〜い作品。父親が犯罪で捕まって、保釈されるが、裁判に出ないと保釈金は全部取られる。担保に入れていたのは、自宅と土地。母親は精神を患い、12歳と6歳の兄弟がいて、17歳の主人公は一人で父親を探し始めるのだが。
 アメリカって本当に広い。いや、日本は狭いけど、都会と田舎は確かに全然違うしね。そのうち、日本は田舎で暮らす人はいなくなるんだろうな。この話のように、犯罪しないと生きていけない、とかになるよりはいいのかな?親戚の繋がりは昔よりも弱いし。
 とにかく主人公が強い。どんなにされても諦めない。下の子たちを見て、父親が今どんな風なのかも察して、お金がないけどどうにかして作ろうとする。まだまだ甘えたい歳だろうに。叔父さんが助けに入ってくれたからいいけど、これからどうするんだろう?としか思えない。
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