おバカ犬

マッド・シティのおバカ犬のレビュー・感想・評価

マッド・シティ(1997年製作の映画)
3.3
最近寒いし、チャリもぶっ壊れているので積んであるDVDでも観るか…って事で『マッドシティ』をレビューだ。ジャケットだとトラヴォルタの銃がマイクに見えて、イケイケキャスターみたいだが、違う笑。

"博物館の取材に渋々向かったニュースキャスターのマックスは、人質籠城事件に遭遇する。犯人のサムは復職したかっただけなのに誤発砲で警備員を撃ってしまい大騒ぎ。マックスはサムを巧みに操り、テレビショウを盛り上げると同時に彼に同情するが…"

オレが普段見ないタイプの作品だったので新鮮であった。同じ籠城ものの『狼たちの午後』より緩いんじゃないかな。ジョン・トラヴォルタの演じるサムは犯人とはいえ中身はポンコツで気の優しいおっさんなのが面白い。人質の子供たちについてこい!と自販機のバイキングを始めるシーン大好き。

まあでも、きっかけはどうあれ発砲しちゃうサムは悪いし、最初は特ダネ根性で密告していたマックスにも責任がある。何よりマスゴミの印象操作が最悪!マスゴミ共が出しゃばらなければもっと円満解決できたはずだ。最後の子供たちにサヨナラを言われるシーンを見ていると彼がまた善人に見えてきて辛い。

EDがめっちゃカッコいいんだけど調べても出ないし、なんならYouTubeで本作を検索しても本作と関係ないものばかり出てくる悲惨っぷり。そんなに悪い映画じゃないのに残念だ。

予想通りのマスゴミ映画であった。現実でもこんなことが起こってるんだろうなーなんて思っちゃうのでした。以上!
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