よつゆ

穴のよつゆのレビュー・感想・評価

(1960年製作の映画)
4.2
ジャック・ベッケルの遺作。
ジャック・ベッケルは『現金に手を出すな』しか観たことがないが、こちらの方が面白かった。

狭い監獄の中、脱獄囚たちの信頼と疑惑、監視の緊張感どれもが良かった。

物語ラストのあっけなさも良い。
ヌーヴェルヴァーグの風を感じた。
と思ったら、若きヌーヴェルヴァーグ作家たちに愛された数少ない映画監督だったようだ。
歴史を知れた。ためになったね〜

ほとんどワンシチュエーションでありながら中々濃密なストーリーが構築されていて面白かった。
よつゆ

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