「この音が救いの神さ」
囚人たちが険悪とはかけ離れた仲の良さで良くも悪くも罪人に見えないのが良い。
随分と長々と穴掘りシーンが続くから、そこは省略しても良いんじゃないの?とは思ったけど、そこが監…
60年以上前の作品ながら色あせている感じは殆どなく面白かった。
「大脱走」「ショーシャンクの空に」「アルトカラズからの脱出」等々
脱走映画の名作は数あれど引けを取らない一本だった。
題名は「穴」…
ひたすらに穴を掘って刑務所からの脱獄を試みる男たちを描くサスペンス。非常にシンプルながら、緊張と緩和の波が絶妙で観る者を引き込む力が強烈な作品でした。普通なら退屈なはずのただ穴を掘り続けるだけの長回…
>>続きを読む脱獄のためにひたすら穴を掘るお話だった。
床を堀り壁を削り、シャバへの出口をひたすらに。
一見すると地味かもしれないけど、仲間たちと代わる代わる人力で穴を掘るシーンはなんだか見入ってしまう。
穴以外…
スプーンとかで控えめに穴掘ってると思ってたけど、意外と大胆に掘ってた。
刑務所の構造とか、それこそ穴掘ってる時とかリアルな感じ(穴掘ってるときは本気で掘ってた)
っていうか、実際の脱獄犯だったん…
かっこいいショットの連続。
最初に穴に入る前のジャケットにもなってる壁に張り付くあたりのシーンと蜘蛛に餌をやるシーン、覗き穴のショット。
脱獄作業をあまりカット割らないで映されるので、同じ時間を共有…
1947年にパリの刑務所で実際におきた事件がもとになっているとのこと。同室4人組+新参者1名。計5名での脱獄計画。とにかく無駄のない映画。ほれぼれする。まさにプロフェッショナル。脱獄に関して匠の技を…
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