パリでかくれんぼの作品情報・感想・評価

パリに住む女性3人が共通のある男に出会ったある夏の物語。リヴェット特集第二弾、滑り込みで今作だけ観れた。良い意味で90年代ぽさを全然感じない、時代を感じるファッションや現代的なテクノロジーの気配がな…

パリでかくれんぼは全くしていなかったし私はパリでかくれんぼを3時間する映画を観たかったので、まずそこに失望したのだが、女優陣の身体能力だけに依存して突然ミュージカルシーンに切り替わる瞬間はなかなかよ…

序盤やラストあたりは眠くなってしまったのですが…

こういう風に軽やかな生活がしたい
自分は生活に縛られていると感じた

ローラースケートで移動、クマのぬいぐるみをのせてバイクで移動
カジュアルに花…

特集上映で初見、今回特集で観たなかではぶっ飛んだ設定はなく、パリの街の3人3様な女性をある男性を軸にしたわかりやすさがあったし3時間飽きずに観られた、半グレ系女子がどうにも現実味のあるキツさでしんど…

初めてのジャック・リヴェット監督作品鑑賞。前から気になっていたので映画館で観られて嬉しい。

登場する3人の女性それぞれが可愛くて美しくてとにかくずっと観ていられる。みんなどこか地に足ついていないよ…

いつもみたいに実体のない陰謀を取り囲んでウンウン唸ってるようなことがほぼないので、リヴェット特有の「ごっこ」感が薄い。画面に映らない存在に支配されてないというか。ただ、何かが始まろうとしてる気配がず…

踊りまくるナタリー・リシャール、マリアンヌ・ドニクールの蹴り、ロランス・コートと猫、エンゾ・エンゾの歌とアンナ・カリーナとサスペンスとロマンス。オレの好みが全部入ったリヴェット印のミュージカルコメデ…