かくれんぼではない笑
物語のテーマは全然違うように思いますが、形式的にはほとんど「すべての夜を思い出す」と同じでした。時間の重なりという意味ではそっちの方が感じられましたが、やっぱり見せ場の作り方はリヴェットに圧倒的軍配が上がるように感じました。
「地に堕ちた愛」でも印象的だった赤の配色が、より印象的だったのが公園でのルシアンとルイーズのダンスシーンで、芝生の緑の補色となって嘘のように綺麗でした。なぜミュージカルなのかよくわかりませんでしたが、そんなことはどうでも良くなりました。
過去の清算と自立がテーマになっているのかと思いますが、それならば金髪の彼女はどういう立ち位置にいたのかがよく分からなかったのと、トランプゲームがいまいち印象に残らなかったのは少々残念でした。
リヴェットもはやまともに編集する気無さすぎて笑います。もっと切れや笑