サトモリサトル

赤い殺意のサトモリサトルのレビュー・感想・評価

赤い殺意(1964年製作の映画)
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どこからどこまでが創作かわからなくなるシーンが多々あった。
物語終盤で駅前で春川ますみが腹痛で倒れる場面とか、カメラが遠くて高い位置にあってゲリラ撮影っぽさあるけどどうなんだろ。
周りの人の反応とかもすごくリアルであれが仕込みならエキストラもめちゃくちゃ達者だ。

CGがない時代に雪の斜面を転げ落ちたり、汽車での揉み合いとか危険な芝居をやらせていて凄いなって思った。

タイトルに赤って付いてるけど雪の白さが印象に残る作品。
あと随所に挟まれる北林谷栄の東北弁の囁きの不気味さ。