〖1960年代映画:小説実写映画化:日活〗
1964年製作で、藤原審爾の同名小説を実写映画化らしい⁉️
田舎の古い因習と…どうしようもない浮気性のクセに嫉妬深い夫…
さんざんな内容の作品でした😅
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東北弁のぼそぼそ声、何を言ってるかわからない噂話、びよんびよん言うてる効果音、ハツカネズミのくるくる回す音、これらがまとわりついて重たい気持ちです。姑には罵倒され、夫からは馬鹿にされ、打ちひしがれて…
>>続きを読む今村昌平監督らしい人間を社会的で理性ある存在としてではなく、もっと醜い本性をさらけ出した動物的な存在として描いたエグい作品だった。時代もあると思うが、男は権力を持っていて、女に比べると腕力にも自信が…
>>続きを読むこれは先日観た『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』の中にも、『楢山節考』以上の傑作というセリフが出てきたように、今村昌平監督の代表作の一つですね。
私は、『楢山節考』以上とまでは思ってないけ…
ぽっちゃり主婦の春川ますみが自暴自棄で強盗に入った露口茂にレイプされる。今村昌平監督らしく肉感的なエロス漂う。露口茂は衝動で犯してしまうのだが愛してしまう。春川ますみは拒絶するのだが夫(西村晃)との…
>>続きを読む建物や襖や、隙間から覗き込むカットが多く、主人公をとりまく閉塞感とリンクしていたように思う。アイロンの鏡カットとその反復、ずらしが面白かった。アイロンは家具だが凶器にもなりうる、日常に潜む暴力性だと…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
一瞬出てしまうはずの春川ますみの「山出しのちょっと粋なねえちゃん」の表情を徹底的に排除する監督なんて絶対に認めない。
そういえばカメラのレンズどころかクレーン隊までうかがわす勢いで国鉄に影が反映し…