あきしげ

ペルシャ猫を誰も知らないのあきしげのレビュー・感想・評価

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)
3.0
彼らはただ自由に演奏をしたかっただけ。

良かった点

・イランはすべてが閉鎖的じゃない
・流れる音楽が素晴らしい
・イスラム社会の厳しさ
・若者たちはそれでも音楽をやる

悪かった点

・文化の違いで理解できない部分がある
・ドキュメンタリー的だから娯楽性は少ない
・映画としての盛り上がりに欠ける
・結末がスッキリしない

初めてのイラン製作の作品だろうか。
イスラム社会を背景ある映画は初ではない。
やはり、イスラム社会は厳しい世界。

特に西洋文化の規制が厳しい。
検閲を合格しないと歌えないのです。
日本人の感覚からすれば理解しがたい。
それでもイランの若者は逞しい。
何度逮捕されても止めない。
人間本来の生きる意味を魅せています。

日本はどれほど恵まれているか分かる作品。
あきしげ

あきしげ